花のきもち研究所
よく、美術の勉強をしていたのですか?と聞かれます。全然違います。大学では化石の研究をしていました。小さいものが好きで、小さな小さな有孔虫という化石の研究をしていました。沖縄に星砂というのがありますが、これもその小さな化石の仲間です。とってもきれいでかわいく、最近この有孔虫の絵本ができました。
気がつくと、興味は化石から野の花、動植物に移り、化石からは少し離れた世界に来てしまったようで、絵を描いてばかりの生活になっていました。それでも小さいものが好きなのは変わらず、今でも小さな小さな花が好きです。だから野の花が好きです。クルマバソウ・イチヤクソウなど大好きです。
とにかく小さいものをじっくり観察するのが好きで、山には虫眼鏡とスケッチブックを持ってでかけます。足元の花が気になり、よく見ているうちにいろいろな発見によろこびます。そうして花と向かい合っていると、うたが生まれ、スケッチと一緒に詩も書くようになりました。そうして“花のきもち研究所”というネーミングを思いついたのです。ふざけているの?とよく言われ、最初はちょっとふざけていましたが、だんだんと変えられない名前になってきました。所属名のようなものです。
函館に来てからお店を始め、店名をを「ののか」にしてからは、「花の気持ち研究所のこがめです」と名乗ることも少なくなり、自分の中でも少し懐かしいフレーズです。
最近では野の花よりも、函館の街並みを描くことが多くなり、自分の中でも時代の変化を感じています。
今は「ののか」店舗も閉鎖中で、次はどんなスタイルのものを始めようかなと思案中です。おたのしみに。
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